2010年10月22日金曜日

投稿経験が豊富な校閲者からの助言 7

第三者からの意見を元に自分が描いたSynopsisを用いて論文のたたき台を作成してみる。



たたき台が出来上がった時点で、できれば同じ人に流し読みを頼みましょう。


一度相談した事項がどのようなものになったのかを報告するにもとてもよい手法と考えられています。


限られた情報をもとに論文だけをみることができる第三者は査読者に最も近い読者であり、彼等から発せられる指摘は査読者同様の重みがあると考えましょう。


新たに得た指摘を元に論文をしあげ、必要に応じて校閲会社に校閲を依頼


確かにそれでなくとも時間が無い中、このようなことに時間を費やしたくないと思われるかもしれません。

しかし、時間が無いときこそ、基礎的なことをしっかりと抑えることで、無駄な時間を費やす必要がなくなると同時に、読者を意識した論文作りが可能になります。

騙されたと思って、ぜひ一度お試しいただければと思います。