2011年6月22日水曜日

"and"の疑問をもう1発!

先ほどの"and"の連打対策に続き、もうひとつ"and"にまつわる疑問

正式な文章でも"and/or"って・・・アリ??


アリなんです!


単品、またはそのどちらでも・・・・というくくりになるのでOK

確かにスラッシュを論文の中で用いるのは少し抵抗がありますけどね。。。w


, "and" や"or"を用いられる文章の中で、連続して","が用いられる場合のルールも"and"や”or"の前に”,"がいるのか?いらないのか??

 これも落とし穴のひとつですね。。。


ただ、文章の曖昧さをなくすためには基本

例: Scott, Chris, and I will be studying together tonight. Would you like to join us?

 といったように Chrisの後にコンマを入れます。





このように今日書いたようなことは、誰でもわかっていることなのかもしれませんが・・・  


なんとなく忘れてしまうこともありますし、実は曖昧にしてきたというケースもあるかと思ったのでここにメモしてみました。


ついつい使いたいフレーズ・・・

御無沙汰しております。

今日は何気についつい使いたくなってしまう書き出し文句について書いてみようと思います。

ケースレポートなどを書く際、ついつい使いがちなフレーズの一つに

This paper reports....

といった書き出しを用いられる方は多いかと思います。

どちらかといえばかなり一般的!!

でも、この書き出しにはひとつ大きな問題が潜んでいます・・・






ではここでひとつ自問!

ここであげられている"paper"とは、果たしてなんだろう?

ぶっちゃけた話、"paper"とは論文、症例・・・どの形式をとったとしても”紙に打ち出された言葉”に過ぎない。



すなわち、"紙"には内容を語るべく口も、書き上げるべく手もない




ということは、紙は何もレポートできないという盲点に陥るわけです。




ではいったいどのようにこの書き出しを変えればいいのか?

文章の書き出しを以下のように変えるだけで充分なのです


"In this paper, we report...."

"This paper is a report of our work on...."

確かに”we"であったり"our"を用いることには抵抗があるかもしれませんが、近年はこの方が自然、かつ受け入れられたスタイルなんだそうです。

何とかならないか"and"の連打


さて・・・つい先日ご相談のあった件についてここでお話をしたいと思います。

ご相談事項は:論文を書いているとどうしても"and"の連打になってしまうことがあって、今回の文章に限っては、目に余るぐらい"and”が続いているから何か対策はないかということでした。

"and"のほかに”whereas"なんて使ってみてはどうでしょう?と提案

元文章:Plan A increased expression of X and Y in heart, and Plan B significantly reduced the up-regulation of X, but not that of Y.

改定後:Plan A increased expression of X and Y in heart, whereas Plan B significantly reduced the up-regulation of X, but not that of Y.

"and"の連続使用が避けられただけではなく、読みやすい文章に変わっています。